あなたのための音楽用語辞典

変化記号

2023年9月26日

嬰記号（＃,シャープ）、変記号（♭,フラット）、重嬰記号（＃＃,ダブルシャープ）、重変記号（♭♭,ダブルフラット）、本位記号（ナチュラル）の総称。変化記号は臨時記号としても、調号としても使われる。臨時記号の場合は、符頭の左側、調号の場合は音部記号の右側につける。

弦楽器の調律用の笛。音叉などに比べると実音を耳で聴ける利点があるが、温度変化を受けやすい金属製が多く、正確さには欠ける。

普通のフルートより1オクターヴ高い音域を持つ木製または金属製のフルート。構造、奏法などはフルートに等しいが、管の長さはフルートの半分である。

木管楽器のひとつ。そのほとんどが金属製となった現在も木管楽器に属しているのは、かつて、その材料に黒壇などが用いられていたためである。また発音にリードを用いない点もこの楽器の特徴といえる。音色的には、低 ...

家庭的で家族と一緒にしばしば歌われるエバーグリーン・ナンバー(またはそのような雰囲気の曲)のこと。ホーム・ミュージックもほぼ同じ意味である。

三味線のもっとも基本的な調弦法。一の糸とニの糸も完全4度に、ニの糸と三の糸を完全5度に合わせる。浄瑠璃の伴奏では、本調子が主として用いられる。