タ行

天体の音楽

数的秩序を自然や宇宙の形成原理にまであてはめようとする見方で、ピュタゴラス派では、諸天体がおのおの異なる音を発しつつ地球をめぐるなかに、音階が形成されると考えた。天体の音楽の考えは中世ではムシカ・ムンダーナ(宇宙の音楽、天体の運行における調和)の概念に発展し、バロック時代ごろまで続いた。

-タ行

Copyright© 音楽用語集 , 2024 All Rights Reserved.