あなたのための音楽用語辞典

定旋律

2022年12月16日

対位法的な作曲の基礎となる旋律で、あらかじめ与えられており、それに対旋律を付してゆくもの。グレゴリオ聖歌、コラール、世俗歌曲などが定旋律として使われた。

3音構成の三和音のこと。ルート（根音）の上部に3度および5度音を重ねた形であるため、3度の長・短音程と5度の完全・増・減音程の組み合わせにより4種類のトライアドが成り立ち、それぞれ①メジャー・トライア ...

アンサンブルで、比較的長い間の休みを指示する語。 (1)1曲の中で、あるパートの出番が以後一切無いことを示す。 (2)同じフレーズを2回繰り返すとき、あるパートに記譜されている音符を、1回目か2回目の ...

音楽史における中世に関しては異論も多いが、7世紀頃～15世紀の初頭までとする説が現在強い。ローマ教皇公認のキリスト教典礼聖歌として新ローマ聖歌（グレゴリオ聖歌）が成立。それをもとにトロープスが書かれ、 ...

ギターなどで、ひとつのボディに2本のネックが取り付けてあるもの。アコースディック・ギターやマンドリンにもあるが、ソリッド・ボディのエレクトリック・ギターによく見かける。ギターの場合は6弦と12弦の組み ...

トルコの軍楽イェニチェリ音楽で使われる楽器。棒の先に三日月がつき鈴、鐘やいろいろな装飾が施こされており、先頭に立つ者がもった。中央アジアから中国、ヨーロッパへ流入した。