あなたのための音楽用語辞典

対旋律

2020年8月4日

カウンター・メロディ。メロディ・パート(主旋律)をより引き立たせるために、同時に演奏される別の声部。オブリガートとほぼ同じだが、独立した複数の声部を指すこともある。

嬉遊曲。4から10の短めの楽章からなる、比較的自由な形式の器楽組曲。管弦楽より小さなアンサンブルのために書かれている。18世紀後半、ハイドン、モーツァルトによって多くの作品が書かれたが、その後作品例が ...

ボーカルでサ行の耳障りになる子音を抑制する一種のエフェクター。サ行の子音には高域成分が多く含まれることから、高域成分か多くなったところだけ瞬間的にレベルを下げる。コンプレッサーの応用である。ダイナミッ ...

主題。あるひとつの楽曲中で表現される曲想の、最小の統一的単位。ひとつ、あるいはいくつかの楽節を含み、楽曲はこのテーマの延長上にあることが必要とされる。テーマは、ひとつの楽曲中に複数示されることもある。 ...

主要音をとりかこむような動く装飾音。回音ともいう。上の隣接音から始まるのが標準的だが、下からの転回ターンもある。いずれも、拍上でアクセントをともなうターンと、主要音の後で奏されるアクセントなしのターン ...

アコースティック楽器ではその楽器の発音体に加える力の強さ（ピアノならタッチ、ギターならピッキングの強弱）によって音量、音色が変わる。これは楽器の表現力の大きな要素となっている。しかし、以前の電気・電子 ...