カ行

小鼓

能・狂言、歌舞伎囃子、民族芸能に用いる膜鳴楽器。大鼓とあわせて大小とも称する。砂時計形の胴を革ではさみ、調べ緒で締める。左手で調べ緒を握り右肩にのせ右手で打つ。打音は調べ緒の握りぐあいによって数種の音色をもつ。大鼓の打音のあいだを埋め、装飾する役割をもつ。掛け声と打音からなる手組がリズムの単位となる。

-カ行

Copyright© 音楽用語集 , 2024 All Rights Reserved.