あなたのための音楽用語辞典

後弾き

2024年6月6日

曲尾で声のパートが終わったあとに残る楽器パートのこと。後奏の一種。小唄にはふつう後弾きがつくが、ほかの三味線音楽や筝曲でも、荘重に曲を終わらせる場合などにつけられる。

「他旋律」の意。ビザンツ聖歌において、元来はほかの歌のための標準的旋律で歌われる歌をさす。イディオメロンの対語。グレゴリオ聖歌にも適用されることがある。

5度圏において、たがいに離れた位置にある調。近親調の対語。

楽器、機材などの手入れの意。一旦、分解し、パーツごとに整備して、ときには交換する。

インドで古代から楽器名としてもちいられてきた語。今日では南インドの古典音楽で用いられるサラスヴァティー・ヴィーナーをさすことが多い。

「正しい速さで」という意味。通常はテンポ（演奏速度）を変化させないという意味で使われている。アッチェレランドやリタルダンドなどをせずに一定のテンポを持続することを意味する。