カ行

空ピック奏法

ギターなどのオルタネート・ピッキングで、実際に音を出さずに空振りし、ピッキングのパターンを一定に保つこと。たとえば譜例のリズムを刻む場合、矢印で示したように↓はダウン、↑はアップでピッキングするわけだが、点線の矢印は実際には弾かずに空振りする。この空振りを空ピックといい、これを行なうことによってダウン、アップというパターンが守られ、難しいリズム・パターンでも正確にピッキングができる。また、空ピックの部分をブラッシング・トーンに置き換えてピッキングすることを指す場合もある。

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