あなたのための音楽用語辞典

竜笛

2024年2月22日

雅楽の唐楽、催馬楽、朗詠や国風歌舞でもちいられる横笛、主笛ともよばれる。全長約40cmで、7つの指孔をもつ。素材には女竹の煤竹をもちい、樺巻や藤巻をして補強。管内は朱漆で仕上げる。音域は2点ホから上へ約2オクターブ。

弦楽器のフィンガーボード上で、相対的にヘッドに近い低いポジションを指す。

室内の音響特性のこと。壁面や天井の反射・吸収、その部屋のサイズや形状によって異なる。定在波の程度、周波数特性、残響特性などが問題になる。

クラブ・サウンドとともにお祭り騒ぎをすること、あるいはそのサウンドを総称してレイブと呼ぶ。レイブ・カルチャーは、スタイルも多岐にわたり、幅広い音楽要素を内包している。

日本の伝統的な音楽理論の用語。呂（りょ）との対概念として特定の音階をさす、あるいは雅楽の各旋法を調子として分類するときに用いられる。また、絶対音高のことを律とよぶ。

南フランスのプロヴァンス地方に伝わる舞曲。17世紀中期に宮廷舞踊、器楽曲となった。快活な2/4または4/4拍子。