あなたのための音楽用語辞典

胡琴

2022年4月5日

中国のリュート属、弦鳴楽器の総称。ヘビ皮や板をはった共鳴胴にさしこまれた棹に、5度に調弦された弦がはられ、そのあいだに挟んだ弓の張力を調節し擦奏する。音色や音域も多様である。劇や語り物の伴奏音楽、器楽合奏などに広く用いられる。

共鳴箱に取りつけられた金属や竹などの細片（舌）をはじいて音を出すアフリカ系の楽器。もともと共鳴胴には半分に切ったひょうたん、亀の甲羅などが使われていた。舌の数は8～20本ぐらいで一定しておらず、通常は ...

高音部記号を五線譜の最初につけた譜表のこと。

本番どおりに通しで行うリハーサルのこと。本来は管弦楽の総練習や、オペラの舞台稽古を指す。

和音のこと。高さの異なるふたつ以上の音を同時に鳴らしたときに合成される音で、その合成音は調和の度合いに応じて協和音と不協和音とに分けられる。分類上、コードは3つの音によって構成されるトライアド（三和音 ...

キー（調）にかかわりなく各音を固有の音名で呼ぶ読譜法。固定ド唱法ともいわれ、C音は常にドであり、A音は常にラと呼ばれる。