アルコ奏法
弓を使った弦楽器の演奏法。対照的な奏法として、ピチカート奏法がある。英語ではボウイングという。
アル・アイレ
クラシック・ギターなどで使われる奏法。弦をはじいた指を、そのまま空中に浮かせておく奏法をいう。もともとはクラシック・ギターやフラメンコ・ギターなどスペイン系のギター奏法で使われていた用語。
アメリアッチ
アメリカのディキシーランドージャズにマリアッチ(メキシコの民族音楽)を合体させた音楽形態。異国情緒に溢れたイージ-・リスニングである。
アメリカン・ロック
アメリカ産のロック。とはいえ50年代のロックンロールやニュー・ウェイブ以降のロックに対してこの呼称が使われることはあまりない。70年代のサザン・ロックなど、アメリカの音楽的伝統に裏打ちされた泥臭いサウ ...
アルペジオ
分散和音およびその奏法のこと。コードの構成音が分散して配置される型を分散和音といい、バックグラウンドでのコードの演奏形態やメロディ・ライン作りなどに応用されている。アルペジオには、和音の構成音がひとつ ...
アーミング
トレモロ・アームを使用する動作を指す言葉。たとえば、「Cの音を大きくアーミングする」とは、Cの音をトレモロ・アームによって大きく変化させるという意味。アームの上げ下げで、アーミング・アップ、アーミング ...
アポヤンド
クラシック・ギターやフラメンコ・ギターなどにおいて使われる奏法。弦をはじいた際に、指をとなり(高音側)の弦で止める奏法で、比較的強く太い音が出せる。
アボイド・ノート
コード・サウンドの構成上、除外されるべき音。コード・スケールの構成音にはコード・トーンとテンション・ノートが組み込まれており、この両者がコード・サウンドを構成するが、スケール・ノート(音階構成音)のう ...
アフター・タッチ
鍵盤を押した状態で、さらに鍵盤を押し込むことによってビブラートや音色の明るさなどを調整する機能のこと。
アブストラクト
一般的には、ヒップホップ・ビートを基本に、さまざまな実験的要素を加えた抽象的な音楽スタイル。現代音楽につながる要素もある。フリー・ジャズ的な色が濃いDJが用いることが多いが、アンビエント的なテクノやハ ...