gakufu

番号をつけて整理が可能な、独立したアリアやレチタティーヴォからなりたち、それらを連結して構成したオペラ。19世紀初頭まで一般的だったが、ヴァーグナー以降とくに、全体の切れ目ない流れを重視する創作傾向に ...

2つの声部がたがいに反対の方向に動くこと。反進行ともいう。

葬儀や追悼式などで演奏される、悲しみを表現した歌。また、そのような器楽曲。

既存の楽曲を、その特徴がわかる形で借用し、しかし原曲とは別の内容を表現したもの。もじり。パロディは風刺ともなる。

「話すように」。話し、語るように音楽を演奏させる指示。

17～18世紀の用語。本来はイタリア語で「変奏曲」の意味。のちにドイツで「組曲」の意味にももちいられた。組曲としてのバルティータには、JSバッハの鍵盤楽器のための作品、無伴奏ヴァイオリンのための作品が ...

中世のミンネゼンガーやマイスタージンガーがとくに好んで用いた歌の形式。2つのシュトレン（前節）とアプゲザング（後節）からなる詩のaabの3部分形式が基本となり、それに対応して音楽がつけられる。

（１）五線譜の第3線上に書かれたヘ音記号。 （２）五線譜の第5線上に書かれたハ音記号。

日本音楽の用語。本来、ことばや音楽によって雰囲気をにぎやかにすることを意味する。囃子詞や手拍子によるもの、楽器を使用するものなど形態は多様だが、笛と打楽器による器楽合奏が多い。能や歌舞伎の囃子では、小 ...

足踏み式、または電動式のふいごによる空気で、薄い金属製のリードを自由振動させて音を出す鍵盤楽器。送風機構のちがいによって、圧縮式と吸入式がある。A・F・ドバンによって最初の楽器（圧縮式）がパリで発明さ ...