弦鳴楽器
ホルンボステル・ザックスによる楽器分類区分のひとつ。張られた弦の振動を発音源とする楽器の総称。弦をささえる部分と共鳴体部分との関係によって、楽弓、箏、ツィターなどのツィター属、バイオリン、リュートなど ...
原典版
作曲者の意図を忠実に反映する原点に基づいて校訂された出版楽譜。現存する諸資料を比較検討し、資料批判の作業を経たうえで校訂作業が行われる。また、校訂作業の内容を伝える校訂報告も原典版の重要な一部をなす。
減七の和音
減三和音にさらに、根音から減7度上の音を加えた和音。短3度の集積。鍵盤上、この和音はいくら転回しても短3度を集積した形が変わらない。
減7度
短7度が半音挟まった音程。
減三和音
根音の上に短3度と減5度の音程をなす音を積み重ねて構成した和音。
減5度
完全5度が半音挟まった音程。
弦楽六重奏
6つの弦楽器による室内楽。標準編成はヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ2。
厳格対位法
15~16世紀のポリフォニーを手本とし、厳格な規則にしたがう対位法。半音階的和音や、予備のない不協和音程の使用などが制限される。自由対位法の対概念。
弦楽三重奏
3つの弦楽器による室内楽。標準編成はヴァイオリン1、ヴィオラ1、チェロ1。
弦楽五重奏
5つの弦楽器による室内楽。標準構成はヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1。