音響学
音に関する科学全般をさし、その関連分野は、物理学をはじめ、生理学、心理学、理学、工学、医学、文学、音楽など多岐にわたる。電気音響学、建築音響学、心理音響学、騒音・振動、聴覚、音声、超音波、音楽音響、水 ...
音楽理論
音楽の諸要素に関する実践的経験を理論化したもの。
音楽療法
対象者の心身障害の回復、身体機能の維持改善、生活の向上などをはかるために、音楽を意図的、計画的に活用する療法のこと。音楽のもつ療法的な力は古来認められてきたが、1950年にアメリカで音楽療法協会が設立 ...
音楽批評
音楽作品、またはその演奏を批評する行為のことで、とくに文筆活動をさすが、口頭で論じる場合もある。
音楽美学
哲学の一分野で「音楽の美しさを分析する学問」と定義することができる。古くは古代ギリシアにおいてピュタゴラスが音楽の調和は数的関係にありとし、プラトンとアリストテレスが音楽の善悪を論じ、教父時代のアウグ ...
音楽心理学
音や音楽と人間との関わりを、心理学的方法と理論によって解明しようとする研究領域。音高、音色などの音響的要素の知覚にかかわる音響心理学的領域や、音楽の受容や表現を神経生理学的に解明しようとする神経心理学 ...
音楽社会学
音楽、あるいは特定の音楽作品と社会との間の相互関連を研究する学問分野。学際的姿勢を前提として、人間の音楽行動を理解し、その社会集団の特性を解明しようとする。作品の内的構造の解釈よりは、音楽と社会が作品 ...
音楽学
音楽を研究対象とする学問。古代ギリシアの音楽論、中世の教養学の一部門としての音楽などの先駆的例はあるが、「音楽学」という用語が正式に登場するのは19世紀ドイツにおいてで、1868年にはドイツ音楽学会が ...
音画
音で具象的イメージを描写すること。戦場や狩りの場面、嵐などの自然界の音、鳥や動物のなき声、ゴンドラや揺りかごのゆれるようすなどが好んで描写された。
オルゲルプンクト
他声部の和音変化に関係なく長く延ばされるバスの音。「持続低音」「ペダル音」とも。延ばされる音は属音や主音の場合が多く、前者をとくにドミナント・ペダル、後者をトニック・ペダルとよぶ。