パッサカリア
17~18世紀にかけて流行した荘重な3拍子のリズムの舞曲。一般に短調による特定の固執低音に基づく変奏形式をとり、シャコンヌとほぼ同義に使用される。この手法によるものとしてバッハのパッサカリア ハ短調B ...
パッサメッゾ
16~17世紀中ごろにイタリアで流行した2拍子系の緩やかなテンポの舞曲。主旋律は低音声部のおかれ、それをくりかえすことで変奏形式をとる場合も多い。旋律の音型やそれに基づく和声進行によっていくつかの種類 ...
バグパイプ
風袋にリード付きの管を取り付け、袋のなかの空気を押し出して音を出す楽器の総称。ヨーロッパから中近東、北アフリカと広範囲の牧羊地域に分布。名称や形態は多種多様。風袋にパイプで口から息を送り込む方式と、ふ ...
8分の6拍子
8分音符を1拍とする6拍子。ふつうは付点4分音符を1拍とする2拍子として数える。速さが遅い場合には6拍子に数える。
8分休符
4分音符の1/2の長さをあらわす休符。全休符の1/8の長さに相当するのでこの名がある。
8分音符
4分音符の1/2の長さをあらわす音符。全音符の1/8の長さに相当するのでこの名がある。
八重奏
8つの独奏楽器による室内楽。弦楽八重奏、管楽八重奏などのように、さまざまな編成がとられる。
八音 (はちいん)
古代中国の楽器分類法。紀元前11~前8世紀ごろには確立され、発音体の材質の違いにより、金・石・糸・竹・匏・土・革・木の8種類に区別された。日本や朝鮮の宮廷儀式音楽で使われる。
パソ・ドブレ
闘牛の音楽として発達した2拍子の行進曲風の曲。19世紀後半に興隆し、20世紀には、マルキーナの「エスパーニャ・カニ」などの多くの名曲が生み出された。
バセット・ホルン
18世紀中期に発明されたへ調管のテナー音域のクラリネット。下音域が延長され、クラリネットよりも記譜で長3度低い音(実音ヘ)まで吹奏できる。管径が音域に比べ細いため、音色が温和である。モーツァルトのオペ ...