スライド・ギター奏法
指で押さえる代わりにスライドバーを使い、弦の上を滑らせながら弾くギターの奏法。スライドバーを、押弦する手の小指、薬指、中指のどれかにはめる方法と、ギターを寝かせた形でスライドバーを持つ方法とがある。チ ...
スライド
弦楽器において、ひとつの音をピッキングし、その音を基点に、押弦したまま他の音へと指をスライドさせることによってピッチを急激に変化させること。高音ヘスライドさせることをスライド・アップ、低音ヘスライドさ ...
スラー
高さの異なるふたつの音符の上または下につけられる孤線。スラーのかけられた部分をレガート(滑らか)に演奏することを指示する。また、ストリングス・セクション(弦楽器群)でのスラーは弓の動きの範囲を指示し、 ...
スピッカート
弦楽器の運弓法(ボウイング)の一種。弓の中心部を使って急速なテンポで演奏すること。輝くような効果があり、音色的な幅も広い。
スピーカー・ボックス
コーン・スピーカーは必ず箱に入れて使用する。この箱のことをスピーカー・ボックスといい、箱の構造や寸法によって同じスピーカーでも違った音色になる。密閉型、バスレフ(バスレフレックス)型、ホーン型などがあ ...
スパン
親指と小指との間隔(広げた状態)のこと。主にピアノにおいてオクターブのスパンとか10度(10th)のスパンというような表現に使われる。
スパニッシュ(8ノート)・スケール
スペインの民族音楽の拠り所となるスケールで、通常8音で構成され、ときには完全5度に代わって減5度が加えられる。コード・スケールとしてみた場合は、オルタード・テンション・ノートのすべてを含んでいるところ ...
スパニッシュ・ギター
形状はクラシック・ギターとほぼ同じで、奏法などもクラシック・ギターとの接点は非常に多い。フランスなどの宮廷音楽に対して、スペインのクラシック音楽に根差しているスタイルにより、スパニッシュ・ギターとジャ ...
スネア・ドラム
円筒形の胴面に皮を張り、裏皮にスネア(=スナッピー)を付けたドラム。スナッピーはスネア・ドラム特有のサウンドを生みだすもととなっているもので、ストレイナーにより着脱でき、オフにすればタムタムのような音 ...
ストンプ
1920~30年代に流行した、明るくダイナミックなジャズ楽曲の総称。スナッピースネア・ドラムの裏皮に付けられた響き線のこと