①割り当てること。シンセサイザーの場合は、鍵盤演奏情報などさまざまなコントロール要素に対して、それをどのように扱うかを決めることを指し、その機能を持つ部分をアサイン・モードと呼ぶ。たとえば、キー・アサイン・モードでは、鍵盤から送られてくる演奏情報（それぞれの鍵盤のオン／オフや音の強さなど）や、MIDI情報として送られてくる演奏情報に対して、どのように音源を鳴らすのかを決める。一般にポリフォニック・シンセサイザーの場合、音源の発音数は鍵盤数より少ないため、音源を効率よく使うべく、アサインのしかた（アサイン方式）に工夫がなされている。また、フット・スイッチやスライダーなどを汎用のコントローラーとして使用する場合、特定の機能を割り当てることをコントロール・アサインと呼ぶ。
②コンピューターの場合も同様に、ある動作に対して機能や一定の処理を割り当てるときに使用される。
