あなたのための音楽用語辞典

コッラルコ coll'arco

2022年4月5日

「弓でもって」。ピッツィカートなど弓を使わない奏法の後、ふたたび弓を使う指示。c.a.と略記。

雅楽の管絃、催馬楽で用いられる箏。俗筝と区別するための語。楽器の形状、弦数は俗筝と共通するが、細部のつくりや爪の材質、形状が異なるので、音色も俗筝とは異なる。

管の一部に羊皮紙を張った、一種の玩具的な管楽器。楽器を囗にくわえて声を出し、共鳴させて演奏する。

数個から数十個で構成されるベルのセット。おもにキリスト教会や市庁舎などの塔あるいは屋外に設置された。ロープや鍵盤を操作して打ち鳴らす。鐘は半音階に調律されているので旋律も演奏できる。時報や祝祭などで使 ...

一般にはコンパクト・カセットを指す。3.81 mmの磁気テープと2個のリールを、ひとつのカートリッジに収めたもの。オランダのフィリップス社が開発したもので、世界的な統一規格になっている。Cカセットとも ...

15～16世紀に聖歌隊が用いた楽譜の形態。大型本の見開き2ページに、声部ごとに区分して多声楽曲を記譜。譜面台上におき、まわりから合唱者がいっしょに見て歌った。合唱本。