タ行

ティンパニ

椀型の胴にヘッドを張ったオーケストラ・パーカッションの一種。胴にはコパー、グラスファイバーなどが、ヘッドには小牛の皮とプラスティックのどちらかが使われ、材質によってトーン・キャラクターがかなり異なる。また、ティンパニは音程感がはっきりした楽器であり、その音程は自由に変更することが可能だ。その際、以前はチューニング・ボルトを手で回していた(手締め式)が、近代ではペダル(ペダル式)やハンドル(マシン式)により短時間でチューニングを変えることが可能となった。サイズは32, 29, 26, 23, 20インチ(20インチのものはピッコロ・ティンパニと呼ぶ)が一般的で、普通はこれを2~5個組み合わせて使用する。

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