ラ行

ラウダ

中世末からルネサンス期のイタリアで隆盛した非典礼的で民衆的な宗教家。起源はアッシジの聖フランチェスコら修道僧の活動にもとめられ、はじめ単声、14世紀以降しだいに多声となったがホモフォニックな書法を基本とした。15世紀末から宗教改革の流れのながで複雑なポリフォニーに代わるものとして評価され、とくにアニムッチャのラウダ集は重要。オラトリオの隆盛にともなって衰退したが、19世紀初めまで出版され続けた。

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