ラ行

ラーガ

インド古典音楽において音階的・旋律的側面を支配するもっとも重要な概念。各々のラーガは、基本的には5音から7音で構成され、主音、副主音、上行形、下行形の別、強調すべき音、そのラーガらしさをあらわす音の動きなど、細部にわたる特徴をもつ。

北インドでは、各々のラーガの演奏されるべき時間帯や季節といったものも強く意識されている。ラーガは理論的には数千種類あるといわれるが、実際によく演奏されるものはインドの南北各々で200~300とみられ、個々のラーガの名称や特性も南北で異なる。

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