ラ行

ラケット

ルネサンス、バロック期のダブル・リードの低音木管楽器。木製の円柱状の本体内に、縦につづら折り状の管を配しているため、外観にくらべて管長が長い。

ルネサンスタイプは管孔が9本で、本体上部にピルエット(唇あて)とリードがつく。閉管のため音域は低い。バロックタイブは管孔が10本で開管。

リードがクルックにつくので、ラケット・ファゴットともいう。

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