ア行

ヴァルブ(バルブ)

金管楽器の変音装置。弁ともいう。ボタンやレバーを操作して息の流れが迂回管を通るようにし、その結果、楽器全体の管長が伸びたことになって基音が下がるようにしたもの。ひとつの楽器には3個のバルブがつくのが普通で基音がそれぞれ半音、全音、短3度低くなる迂回管に対応し、組み合わせて使うと半音階が演奏できる。バルブにはピストンを動かすピストン式とドラムを動かすロータリー式の2種類がある。どちらも19世紀に考案された。

-ア行

Copyright© 音楽用語集 , 2024 All Rights Reserved.