あなたのための音楽用語辞典

ヴァージナル

2021年9月16日

チェンバロと同じ発音原理による小型の撥弦鍵盤楽器の通称。16～18世紀にイタリア、イギリス、フランドルなどで多く作られた。弦は左右方向にはられ、鍵盤は響板の下にあるため、弦をはじくツメをそなえたジャックは響板にあけられた穴を通る。エリザベス1世が愛用したためにヴァージナルとよばれる俗説がある。

だんだん速く、しだいに速く。「accel.」と表記する。

低音用スピーカーのこと。マルチ・スピーカー、システムで低音再生に使われる。単に「ロー」と呼ばれることもある。コーン型が普通だが、サウンドはユニットよりエンクロージャーに依存する場合が多く、性能を生かす ...

①本来は［聴覚の］という意。これが転じて［音響上の］という意味でも使われるようになった。 ②「アコースティックなサウンド」という場合は、生楽器を主体としたサウンドのことを指す。（対語）エレクトリック

左右のスピーカー間で音の定位を周期的に左→右→左というように動かす効果を得るエフェクター。パンはパンポットの意味。製品によっては定位の移動を途中で止めたり、またそこから移動を開始したりできるものもある ...

クラシック・ギターなどで使われる奏法。弦をはじいた指を、そのまま空中に浮かせておく奏法をいう。もともとはクラシック・ギターやフラメンコ・ギターなどスペイン系のギター奏法で使われていた用語。