あなたのための音楽用語辞典

二上り

2023年2月7日

三味線の基本的調弦のひとつ。ニの意図が本調子より全音高く、一とニの糸の間が完全5度、ニと三が完全4度となる。

20世紀にうまれた音楽、とくに20世紀の西洋芸術音楽をさす。20世紀は、進歩と革新、独創性をめざす「モダニズム（近代主義、現代主義）」を精神的な支柱として、時代に見あう表現手段と新たなメディアを模索し ...

能と狂言の総合名称。江戸時代までは一般には猿楽とよばれていたが、明治維新の混乱期以降、この名称が定着した。

均等な音価で記譜された音符を、長短を交替させながら不均等に演奏すること。この方法は、とくにバロック時代のフランス音楽でおこなわれた。順次進行する旋律に適応されることが多い。適応される音価は8分音符（4 ...

管絃の演出方法のひとつ。曲をくりかえしつつ次第に楽器を減らしてゆく演奏法。全員の合奏ではじまり、途中から笙、ひちりき、竜笛の音頭と琵琶、筝のみとなる。つづいて笙、竜笛、ひちりき、琵琶が順に抜け、最後は ...

2つの独奏楽器による室内楽。2つの独奏楽器に加えて、さらに伴奏楽器がつくこともある。