あなたのための音楽用語辞典

双調

2022年10月12日

雅楽用語。六調子のひとつで、双調（洋楽のト音に相当）の音を主音とする呂旋。

50年代後半のハード・パップ系ジャズのうち、特にブルースおよびリズム・アンド・ブルース色の強いものをこう呼ぶ。キャノンボール・アダレイ、ジミー・スミスなどがその代表。

ニューオーリンズR＆Bの特徴となっている独特なビート感の呼び名。ニューオーリンズでは黒人の葬儀の際、墓からの帰り道にはブラス・バンドの演奏を伴って練り歩く風習があり、このバンドをファースト・ライン、こ ...

音楽に限らず、スポーツなどの一般観衆を前に行なわれる催事において、その本来の楽しみに加えて、より一層娯楽的要素を強調すること。

その用法は多岐にわたるが、一般には1970年代以降に顕著になった、表現、調性、旋律、拍節などの復活によって特徴づけられる作曲様式をさす。これは音構造の組織化を追求した戦後の前衛に対する反動であると同時 ...

「まっすぐに」の意。転じて、ジャズにおける、王道を行くオーソドックスな演奏を指すようになった。フュージョンではない、アコースティック楽器による4ピート演奏をストレート・アヘッドな演奏という。