サ行

筝曲

筝を主奏楽器とする日本音楽の種目名。中世の寺院雅楽に端を発する筝伴奏の寺院歌謡を北九州善導寺の僧侶、賢順が整理して「筑紫筝」を大成し、これを八橋検校が改革して、現代につながる近世筝曲を確立。当道に属する盲人音楽家の専業として伝承された。曲種としては、穀物、筝組歌などのほか、地歌との合奏曲もある。

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