4度
五線譜上で4度にわたる音程。
予備
後続の和音で不協和音になる音を、直前の和音であらかじめ導入しておくこと。
ヨナ抜き音階
明治期に行われた階名唱ヒフミヨイムナヒの第4度と第7度(ファとシに相当)を外した、ドレミソラドからなる音階。西洋の長音階(または短音階)と日本の五音音階の折衷形といわれ、明治後期に作られた軍歌や言文一 ...
四つ竹(よつだけ)
日本の体鳴楽器。竹製。一種のカスタネットで、長さ約10センチ、幅約3センチの竹片を片手に2枚ずつもち、握りしめるように打ち合わせる。歌舞伎や沖縄の舞踏などで用いられる。
横笛
日本の管楽器(気鳴楽器)のうち、楽器をほぼ水平にかまえるタイプの呼称。雅楽で用いられる竜笛、高麗笛、神楽笛、能でもちいられる能管、歌舞伎囃子や民族芸能で用いられる篠笛などがある。篠笛には半音刻みで12 ...
様式
スタイル。語源であるラテン語のstilusは鉄筆などを意味し、これが転じてある作家特有の文体などを示すようになった。 音楽においては、作品や演奏などにあらわれている全体的特徴をさす。音符の上にみてとれ ...
洋琴
東アジアのサントゥールと同型の弦鳴楽器。台形箱型の胴体の表面に数本ずつ組にして平行にはったスティール弦を、両手にもった竹製のバチで打奏する。弦数は胴体の大きさによって異なる。民謡、地方芝居、語り物の伴 ...
謡曲
能や、読み物としての能の台本、あるいは能の声楽部分をさす。江戸中期以降に用いられるようになった。
陽音階
日本の音階のうち半音を含まない五音音階。陽旋法ともいい、半音ふくむ陰音階と対比的に用いられる。上原六四郎が半音の有無により日本の音階を陽旋と陰旋に二分類したことに由来。レミソラドレ(上行形)・レシラソ ...
ユダヤ音楽
ユダヤ民族の音楽は旧約聖書時代、離散時代、現代イスラエルに分けられる。旧約聖書時代は紀元前千年代の放浪時代から紀元70年の王政時代で、エルサレムの神殿の儀式音楽、各種の民謡、舞踏、演奏があった。 離散 ...