歌劇
音楽と演劇を融合した総合芸術。舞台美術、舞踊、詩歌などの要素も含まれる。他の演劇との境界は必ずしも明確ではないが、一般にはシリアスなストーリーを管弦楽の伴奏による複数の歌|拍で表現したクラシック作品を ...
楽譜
音楽を一定の書式に則って紙などに記したもの。その書式のことを記譜法と呼ぶ。現在は一般的に五線譜のことを指すが、中世ヨーロッパなどで用いられたネウマ譜、琴の演奏などで用いられる文字譜、ギター演奏のための ...
カウント
曲をスタートするときに、その曲のテンポを示すこと。声でカウントする方法、指揮による方法などがある。ポピュラー・ミュージックでは、ドラム奏者がスティックを打ち鳴らしてカウントすることも多い。
楽典
音楽に関連して使用される約束ごとをまとめたもの。楽譜に示される音符やさまざまな記号の解説に始まり(記譜法)、音程や音階の種類、人の声や種々の楽器とそれらの演奏形態を一般的な内容とする。さらに、初歩的な ...
楽章
交響曲や組曲の構成上の独立した部分。第1楽章、第2楽章などといわれ、終楽章で完結する。
楽音
楽器の音や歌声など、ある一定のピッチを持って快く感じられる音を指す。楽音以外の音は噪音(そうおん)といわれる。
カウンター・メロディ
対旋律のこと。主旋律に対して独立した形で示され、主旋律を効果的に補佐する役割を持つ別種のメロディ。メロディック・バックグラウンドの一種で、オブリガートともいわれる。このうち、メロディとしての要素の少な ...
カウベル
もともとは牛の鈴のことだが、打楽器として今日のポピュラー・ミュージックに使われている。牛用のものは中に錘がぶら下げてあり、振ると音がするのに対し、楽器用のものはこの錘が取り外してある。さらに、サイズな ...
階名
音階士の各音の名称を指す。イタリア語での音名(ド…レ…ミ…ファ…ソ…ラ…シ)の使用が一般的で、すべてのメジャー・キー(長調)のトニック(主音)をDo(ド)とし、またマイナー・キー(短調)でのトニックを ...
開放弦
弦楽器で、弦を指で押さえずに演奏することをいう。一般的に、弦楽器は指で押さえて弾いた方が音の表情を作り出しやすいため、クラシック音楽などでは、比較的開放弦の音を嫌う傾向があった。しかしフォーク・ギター ...