gakufu

多声部の曲を、声部別に筆写、または印刷した楽譜。16～17世紀には、多声音楽を出版する際の一般的な形態となる。

オーケストラ、室内楽、合唱などで使われる、パート別の楽譜。総譜の対語。

磁気ディスクなどに音を記憶させるデジタル技術の総称。ダビング、音の加工、長期保存において音の劣化が生じない。パソコンの機能として付属しているが専用機も多い。HDRの普及は、手軽に音楽制作を楽しむ人を増 ...

モンゴルのリュート属の弦鳴楽器。革または板の貼られた台形の胴に差し込まれた棹（先端に馬頭の装飾がある）に5度または4度に調弦された2本の弦（馬毛）がはられている。棹にはフレットはなく、ひざの間に胴をは ...

14世紀イアリアの世俗声楽曲の一分野。本来踊りを伴奏する歌であり、動詞ballare（踊る）に由来する。基本的な音楽形式はAbbaA（Aはくりかえし）。古い例は単旋律であるが、1340年代以降は多声の ...

17～18世紀にかけて流行した荘重な3拍子のリズムの舞曲。一般に短調による特定の固執低音に基づく変奏形式をとり、シャコンヌとほぼ同義に使用される。この手法によるものとしてバッハのパッサカリア ハ短調B ...

16～17世紀中ごろにイタリアで流行した2拍子系の緩やかなテンポの舞曲。主旋律は低音声部のおかれ、それをくりかえすことで変奏形式をとる場合も多い。旋律の音型やそれに基づく和声進行によっていくつかの種類 ...

風袋にリード付きの管を取り付け、袋のなかの空気を押し出して音を出す楽器の総称。ヨーロッパから中近東、北アフリカと広範囲の牧羊地域に分布。名称や形態は多種多様。風袋にパイプで口から息を送り込む方式と、ふ ...

8分音符を1拍とする6拍子。ふつうは付点4分音符を1拍とする2拍子として数える。速さが遅い場合には6拍子に数える。

4分音符の1/2の長さをあらわす休符。全休符の1/8の長さに相当するのでこの名がある。