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キタラ

古代ギリシアの撥弦楽器。リラの一種でより大型の楽器。キタラという語は前5世紀以前にさかのぼる。共鳴胴上方に2本の腕木をそなえ、腕木のあいだの横木と胴のあいだに通常7本の弦をはった。後世の撥弦楽器ギター ...

伎楽

7世紀ごろに中国大陸から日本に伝来した仮面音楽劇のひとつ。仏教の興隆のために主要寺院で行われ、奈良時代後期に最盛期をむかえたが、しだいに衰微、廃絶した。演目は10余曲、笛と打楽器伴奏の無言劇で行列しな ...

器楽

楽器によって演奏される音楽。「声楽」の対語。

基音

狭義の楽音など、音高感のある複合音の周波数成分のなかで、音高を定める周波数の音。ほとんどの場合、複合音の周波数成分のなかでもっとも低い音である。

カンビアータ

非和声音(転移音)の一種。狭義には和音構成音と2度上または下で接し、次の和音構成音に向かって3度跳躍進行をするもの。広義には、3度の跳躍をともなうさまざまなタイプの非和声音をさす。

カントル

(1)ローマ・カトリック教会の典礼で、合唱を先導し、独唱部分を担当した先唱者。 (2)ルター派教会の音楽監督。バッハがライプツィヒでこの任にあたった当時は、市中の教会音楽の作曲・演奏全般に責任をもつほ ...

勘所

三味線や一弦琴などの弦楽器で、音高をさだめるために指で弦を押さえる場所のこと。ツボともいう。

カンティレーナ

(1)中世では「歌曲」「旋律」の意味。 (2)13世紀末~14世紀にイギリスで書かれた、ラテン語による3声の世俗歌曲。 (3)19世紀以降、「歌うような旋律」の意で、器楽・声楽の両方に用いられた。

カンティクム

カトリック教会の典礼において朗唱される詩編以外の聖書による詩。

カンティ・カルナッシャレスキ

「謝肉祭の歌」を意味するイタリアの世俗歌曲。15世紀後期を中心に、おもにフィレンツェで流行した。単純な旋律とリズム、楽句のくりかえしなどを特徴とする。

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