ギャラント様式
18世紀ヨーロッパにおいて、優雅で洗練された当世風の音楽をさして言った。今日一般には、厳格で重厚な対位法書法に対し、優美な旋律を単純な和声で支えるホモフォニー書法にもとづいた、わかりやすく娯楽的な様式 ...
キャラクターピース
18~19世紀に、おもにピアノのために書かれた小品の一種。性格的小品。特定の気分や表題を想起させる小品で、作曲上とくに決まった形式はない。バガテル、ノクターン、即興曲、無言歌、ファンタジア、間奏曲、カ ...
逆行カノン
後続声部が先行声部を逆行するかたちで模倣をおこなうカノン。「蟹のカノン」とも。
逆行
旋律・音列をその末尾から冒頭へ、逆方向に奏すること。14~18世紀のカノンやフーガでさかんに用いられ、蟹形進行とよばれた。20世紀には、十二音技法の手法としても重視された。
気鳴楽器
ホルンボステル=ザックスによる楽器分類区分のひとつ。空気そのものの振動を発音源とする楽器の総称で、フルート、リコーダー、パンパイプのようにエッジに空気をふきつけるもの、クラリネット、オーボエ、ハーモニ ...
基本位置
ある和音において、構成音が根音を最低音として配列された状態。
キタローネ
低音用開放弦をもつ大型リュートの名称で、16世紀の末にイタリアにあらわれ、17世紀中ごろまで使われていた。カッチーニは歌の伴奏に最適の楽器と記した。形状、調弦はテオルボに準じる。今日では合奏用低音ギタ ...
義太夫節
浄瑠璃の一流派。竹本義太夫が1684年大阪道頓堀に竹本座をおこしたことに始まる。人形芝居とともに劇場音楽として発展したが、浄瑠璃のみの素浄瑠璃、三味線の伴奏のない素語りもある。太棹三味線を使用。通常、 ...
キタラ
古代ギリシアの撥弦楽器。リラの一種でより大型の楽器。キタラという語は前5世紀以前にさかのぼる。共鳴胴上方に2本の腕木をそなえ、腕木のあいだの横木と胴のあいだに通常7本の弦をはった。後世の撥弦楽器ギター ...
伎楽
7世紀ごろに中国大陸から日本に伝来した仮面音楽劇のひとつ。仏教の興隆のために主要寺院で行われ、奈良時代後期に最盛期をむかえたが、しだいに衰微、廃絶した。演目は10余曲、笛と打楽器伴奏の無言劇で行列しな ...