グラウンド・ベース
広義にはバッソ・オスティナートと同じ。狭義には16~17世紀のイギリス音楽で使われたバッソ・オスティナートの手法のこと。また、この手法で作られた楽曲は、しばしばグラウンドとよばれた。
クラウスラ
11~15世紀に楽曲の終止をさす語として用いられる。語義は「終結」「句」。また、ノートルダム学派のオルガヌムにおいてディスカントゥス様式の部分がこの名でよばれ、やがて独立した楽曲として扱われるようにな ...
グラーヴェ grave
「重々しく緩やかに」の意。
久米歌
雅楽の種目名。日本起源の歌舞のひとつ。神武天皇が大和の豪族を征伐したさいの勝利の歌で、舞をともない久米舞とも称する。平安時代には大嘗祭に演じられたが、室町中期以降途絶し、1818年以降再興した。
口三味線
日本音楽の用語。三味線の旋律を口で「チントンシャン」などと唱えること。いわゆる唱歌のひとつ。勘所を示すものではないが、弾く弦や右手・左手の手法を規定している。なお、筝曲にも「コーロリンシャン」など、独 ...
クセ
能の小段の名称。先行芸能、曲舞の影響でリズムの変化を重視して作曲された語りどころ。地謡が中心となってシテの軍語りや恋物語、あるいは寺社来歴など一曲の眼目となる物語を謡う。
クオドリベット
ラテン語で「どこへでも」の意味。歌詞や音の動きの異なる複数の歌曲旋律を同時に別々の声部で演奏させる多声音楽。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の第30変奏は、低音主題上で2つの民謡がカノンをなすクオドリベ ...
空虚5度
三和音の第3度音を欠いたもの。完全5度音程のみの和音が空虚な印象を与えることからこの名がある。
グイロ
ひょうたんや竹、木、金属などの表面にギザギザの刻みを平行状につけ、木や金属の細長い棒でこすって音を出す中南米各地に存在する打楽器。グイラ、チャラスカ、ラージョなど呼び方も国によって異なる。
グイードの手
12世紀以降、広く用いられた教育上の工夫で、手の指の各関節に音名を割り振り、音階・音名・階名の仕組みを示したもの。グイード・タレッツォにちなんでこうよばれる。