ウィーン古典派
1770~1810年ごろ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの三大巨匠、および彼らと同時代にウィーン周辺で活動した作曲家たちをさす。
ヴィーナー
インドで古代から楽器名としてもちいられてきた語。今日では南インドの古典音楽で用いられるサラスヴァティー・ヴィーナーをさすことが多い。
ヴィオローネ
ヴィオラ・ダ・ガンバの最低音楽器。16世紀以降バス・ヴィオラ・ダ・ガンバや、さらに低音のコントラバス・ガンバなど大型の各種ヴィオラ・ダ・ガンバをさした。18世紀前半のイタリアではチェロをさすこともあっ ...
ヴァルブ(バルブ)
金管楽器の変音装置。弁ともいう。ボタンやレバーを操作して息の流れが迂回管を通るようにし、その結果、楽器全体の管長が伸びたことになって基音が下がるようにしたもの。ひとつの楽器には3個のバルブがつくのが普 ...
ヴァージナル
チェンバロと同じ発音原理による小型の撥弦鍵盤楽器の通称。16~18世紀にイタリア、イギリス、フランドルなどで多く作られた。弦は左右方向にはられ、鍵盤は響板の下にあるため、弦をはじくツメをそなえたジャッ ...
陰伏8度
2声部の一方または両方が、跳躍しつつ、他の音程から並進行で完全8度に到達すること。
陰伏5度
2声部の一方または両方が、跳躍しつつ、他の音程から並進行で完全5度に到達すること。
イントラーダ
16、17世紀の舞台作品や祝祭式典で、重要人物が登場するときに演奏された器楽曲。
インカルツァンド incalzando
「せきたてるように」「だんだん熱烈に」の意。
陰音階
日本の音階のうち、半音を含む五音音階。上原六四郎が「俗楽旋律考」で唱えた陰旋(都節)に由来し、ミファラシレミ(上行形)・ミドシラファミ(下行形)などと説明される。民謡などに使われる陽音階に対し、都市で ...