ア行

音列

(1)十二音音楽あるいはある種の無調音楽で、楽曲構造の基礎をなす、12個ないしは数個の音の順列。 (2)広義には、音階や旋法とは異なる一定の組織をもつ音の系列。

音律

時代や地域の性格をよりどころとした音階の調律法。音程関係を音の振動数の比であらわす。現代では対数を用いることによって振動数の比を直観的な整数としてあらわすことが多い。セントという単位を用い、単純な加減 ...

音名唱法

ソルフェージュにおいて、それぞれの音を音名で歌う方法。ドイツ語音名を使う以外にドイツの音楽教育家アイツが考案した厳密な音名法や固定ドがある。

オンド・マルトノ

1928年にフランスでモーリス・マルトノが発表した電子楽器。発音は単音、グリッサンド表現も可。複数の特徴的なスピーカーを有している。初期の電子楽器のなかでは、現在も用いられ、生産されている稀有な楽器で ...

音頭

日本音楽において、曲のはじめを独唱あるいは独奏し、複数での演奏をリードする役割の人を意味する語。盆踊り歌では、音頭が1節歌うと、踊り手たちが後をつけて歌う形態があるが、こうした形態で歌われる曲を、たと ...

音型(音形)

反復されることの多いリズム的ないし旋律的にまとまった音楽のパターン。装飾音型、伴奏音型など。

音響学

音に関する科学全般をさし、その関連分野は、物理学をはじめ、生理学、心理学、理学、工学、医学、文学、音楽など多岐にわたる。電気音響学、建築音響学、心理音響学、騒音・振動、聴覚、音声、超音波、音楽音響、水 ...

音楽理論

音楽の諸要素に関する実践的経験を理論化したもの。

音楽療法

対象者の心身障害の回復、身体機能の維持改善、生活の向上などをはかるために、音楽を意図的、計画的に活用する療法のこと。音楽のもつ療法的な力は古来認められてきたが、1950年にアメリカで音楽療法協会が設立 ...

音楽批評

音楽作品、またはその演奏を批評する行為のことで、とくに文筆活動をさすが、口頭で論じる場合もある。

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