ベルリン楽派
フリードリヒ2世の治世(1740~86)を中心に、ベルリンで活躍した音楽家の総称。
ペルペトゥウム・モビレ
最初から終わりまで同じリズムの速い動きが連続する曲。常動曲。無窺動とも。
ヘルデンテノール
英雄的な役柄を歌うのにふさわしい華麗で量感のあるテノール。とくにヴァーグナー作品のジークフリートやトリスタンなどを歌いこなすテノール。
ペルシア
現在のイランを中心とする地域の音楽で、アラブの音楽、トルコ音楽、ユダヤの音楽とともに西アジアの四台音楽文化圏をなし、それらの土台を築いている点で注目に値する。古代アケメネス朝のソロアスター教の典礼音楽 ...
ベルガマスカ
(1)16世紀~17世紀にかけて流行した舞曲の一種。おそらく北イタリアのベルガモ起源。 (2)19世紀の小曲の曲名。ベルガモ地方の印象にインスピレーションを得たもの。
ベーム・システム
19世紀中期にテーオバルト・ベームにより開発された木管楽器の合理的な音孔配置法と鍵機構装置。フルートに好結果をもたらし、クラリネットにも応用された。オーボエやファゴットにも試用されたが、失敗に終わった ...
ヘミオラ
「3:2」の比率の意味。リズムの用語。本来ならば2分割すべきものを、例外的に3分割すること。
ヘプタコード
「7本の弦」を意味するギリシア語のheptacordon(ヘプタコルドン)に由来し、一般に7つの音からなる音階をいう。
ベーゼンドルファー
ウィーンのピアノ製作会社。1828年、ヨーゼフ・ブロートマンの弟子イグナーツ・ベーゼンドルファーにより創設された。フランツ・リストがコンサートに使用したことで名声が高まる。20世紀初頭までウィーン・ア ...
ペサンテ pesante
「重く」の意。