ロンド形式
古典派において重要な器楽形式。主題が副楽想をはさんで何度も回帰する構成をとる。代表的な型はA―B―A―C―A―B―A(短縮型はA―B―A―C―A)で、ソナタ、交響曲、協奏曲などの終楽章として用いられた ...
輪唱
複数の声部で、同じ旋律を等間隔で順次に模倣しながら歌い続け、歌い終わった声部は最初に戻り、これを何度も繰り返すもの。カノンの一種。
リート形式
歌謡形式、唱歌形式。形式で最も単純なものを指す。一部形式、二部形式、三部形式など。リートだけでなく、器楽曲の形式としても用いる。 (1)一部形式 8小節(大楽節)で1つのまとまりをなす形式で、4小節( ...
ライトモティーフ
示導動機。指導動機、主導動機ともいう。ワーグナーの楽劇に見られる作曲技法の1つ。ある人物や事物、場面などに、あてられる特定の動機(楽想)のこと。
ワン・ウェイ
MIDIのエクスクルーシブによるデータ転送の方法のひとつで、通常のMIDI接続によって一方的にデータを送信するやり方のこと。接続は簡単であるが、双方向でデータのやり取りを行なうハンド、シェイクとは違っ ...
ワワンコ
ルンバの一種で、プエルトリコやニューヨークでは最もポピュラーな形式となっている。そのスタイルは、大、中のコンガがベース・リズムを刻み、小(キント)コンガがコール・アンド・レスポンスするボーカルに対位し ...
ワルツ
9世紀にヨーロッパ各地で愛好された3拍子系の舞曲。語源はドイツ語のWaltzenで、回転運動という意味。中南米ではvalsとして広まっている。
ロンド
①輪舞曲。輪舞およびその歌。丸い輪になって踊りながら歌うのが特徴。 ②ひとつの主題が別の複数の主題と交互に登場するという特徴をもった楽曲形式。
ロンダーリャ
スペイン民謡の代表的なアンサンブル。マンドリン形で複弦6コースの弦楽器バンドゥーリアと、その低音版であるラウド、タバリン、アコーディオン、バイオリンなどによって構成され、舞曲「ホタ(jota)」などの ...
ロング・パス・エコー
長い距離を伝わって到達する反射音のこと。ホールなどの大きな建物の中や、競技場などの屋外施設で発生しやすい。遅れ時間が長いので直接音とはっきり分離して聴こえ、山びこのように直接音につきまとうためスピーチ ...