ラ行

ラナート

タイの鍵盤打楽器。21枚の木製ないし竹製鍵盤をもち共鳴箱が舟形の高音楽器ラナートエークと、17枚の鍵盤をもち共鳴箱が箱形の低音楽器ラナートトゥムがある。ピーパート合奏で、コーンウォンが奏する主旋律を変 ...

ラットル

本体を振って間接打奏する体鳴楽器、玩具、ないし踊りの装身具の総称。ひょうたんや容器に小石や種子などを入れたもの、貝殻にひもを通したものなど。しばしば信仰や崇拝の対象とされる。ガラガラとも。

ラケット

ルネサンス、バロック期のダブル・リードの低音木管楽器。木製の円柱状の本体内に、縦につづら折り状の管を配しているため、外観にくらべて管長が長い。 ルネサンスタイプは管孔が9本で、本体上部にピルエット(唇 ...

ラーガ

インド古典音楽において音階的・旋律的側面を支配するもっとも重要な概念。各々のラーガは、基本的には5音から7音で構成され、主音、副主音、上行形、下行形の別、強調すべき音、そのラーガらしさをあらわす音の動 ...

ラウダ

中世末からルネサンス期のイタリアで隆盛した非典礼的で民衆的な宗教家。起源はアッシジの聖フランチェスコら修道僧の活動にもとめられ、はじめ単声、14世紀以降しだいに多声となったがホモフォニックな書法を基本 ...

ライトモチーフ

示導動機、指導動機とも訳される。特定の動機がある人物や事柄、心理状態などと結びつき、音で性格表現を行うもの。ライトモチーフは作品中にくりかえしあらわれ、また、互いに関連付けられて、作品全体の構成の一部 ...

risoluto リソルート

「決然と」「きっぱりと」の意味のイタリア語。

ラテン音楽の台頭 | ポピュラーミュージック とその歴史(9)

ラテン・バンドのリーダーでピアノ奏者のペレス・プラードは、キューバ生まれ。1949年に「マンボ」という新しいスタイルを確立した。1952年にはアメリカに進出し大流行させた。また1956年、フォーク歌手 ...

リ―ドオルガン

19世紀半ばにヨーロッパで発明されたフリー・リード(自ら振動して音を出すリード)を音源とした小型のオルガン。パイプ。オルガンの代用として使われることが多いが、音源的にはアコーディオンやハーモニカと同じ ...

ロマンス

中世の吟遊詩人により歌われた騎士物語や恋愛歌。18世紀のフランスでは叙情的歌曲を指していた。その頃ドイツでは器楽による性格的小品にロマンツェという名を付けるようになった。モーツァルトやベートーヴェン、 ...

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