タ行

ダンソン

19世紀後半、スペインの舞曲と黒人音楽が融合し、キューバで定型化した音楽。その古典的でメロディックな旋律は、後のチャチャチャなどの母体となっている。

ダンスホール・レゲエ

1980年代後半に生まれた、リズム・マシンとシンセ・ベースを取り入れたレゲエのスタイルをいう。

タンゴ

アルゼンチンのブエノスアイレスで発生したダンス音楽。ハバネラ、ミロンガ、カンドッベなどがその母体となっている。 2/4拍子で、そのなかの4つの8分音符を強く打ち出すことによりリズム面で強いインパクトを ...

タンギング

管楽器を演奏するときの舌の使い方。管楽器の演奏において、舌は単に流れ出す空気を止めるだけでなく、アタックの強い音を出すという役目も担っている。タンギングにはシングル・タンギング、ダブル・タンギング、ト ...

ダルブカ

西アジアの片面太鼓。椀型の小太鼓に低音増幅用の円筒形の胴を取り付けたもので、花瓶の底に皮を張ったような形をしている。ダルプカは、古代ペルシャのザルブ(zarb,またはdombak)が東西に伝播して生ま ...

ダルシマー

欧州では、小さなバチで打奏するチター属の楽器を総称してこういう。その起源は古代ペルシャにあり、そこから東西に伝播した。東欧のツィンバロンが特に有名であり、同族の楽器は中近東でサントゥール、中国で揚琴、 ...

ターラブ

ケニア南東部~タンザニア東部のインド洋岸地域のアラブ系音楽。スワヒリ語によるアフリカ人のアラブ音楽として出発し、独自の雰囲気を持った歌謡曲/ダンス・ミュージックに発展したものである。最近ではインド楽器 ...

ターラ

インド音楽のリズム周期のこと。西洋音楽の拍子とは違って、同数の拍を持つターラでも拍の分割の仕方やアクセントの置き方によってターラが異なる。ターラの拍数は、3から100以上にまでおよぶ。

タムレ

木鼓のような独特の民族楽器を中心とし、それに太鼓などを加えた、打楽器をメインとするタヒチの音楽スタイル。ポリネシアン・ダンスのバックミュージックとして使われる。

タムタム

①トムトムと称されることもある。響き線(スナッピーがついていない中型のドラム。両面ヘッドのものと片面ヘッドのものがある。多くはスタンドに2個・1組でセットして、ドラム・セットには1個から数個を組み込む ...

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