gakufu

主要音をとりかこむように動く装飾音の名称。通常のターンが上の隣接音から始まるのに対して、下の隣接音から開始するものをさす。

複数声部の上下関係を交換できるよう配慮された対位法書法。2声間の転回対位法は二重対位法、3声・4声の転回対位法はそれぞれ三重・四重対位法とよばれる。

五線譜の第4線上に書かれたハ音記号。

「4本の弦」の意味。古代ギリシアの音楽理論用語で、完全4度の枠をもち、両端が固定し中間音が変化する4つの音からなる音列をいう。古代ギリシアでは音組織の基本単位として用いられ、それを積み重ねることによっ ...

日本音楽の用語で、器楽の旋律を作曲すること。とくに筝、三味線、尺八に対して用いられる。

「だんだん弱く」。decresc.と略記。

朗読（唱）法。詩の韻律やアクセントと、音楽上のアクセントの一致関係。両者のアクセントをどう一致させるかという問題は、16世紀以降、さまざまな理論書や演奏論で盛んに論じられた。

ある楽曲における、音の基本的な組み合わせ方、織りあわせ方。複数の独立した旋律が組み合わされている場合、これをポリフォニックなテクスチュアとよび、和音中心に構成されている場合、これをホモフォニックなテク ...

16世紀末～18世紀まで用いられた2つの糸倉をもつ大型のリュート。調弦はリュートに準じるが、高音側2（または1）コースを通常よりオクターブ低く調弦する。7コース以下は音階順に調弦される。同種の楽器にキ ...

19世紀末から楽曲出版社が集まったマンハッタン28丁目の5番街から6番街あたりのこと。転じて主流ポピュラー音楽業界とその企画・制作システムをさした。