合の手
筝曲や三味線音楽において、歌の旋律の切れ目に挿入される楽器のみの短い演奏部分。楽器のみの演奏部分が長くなると、長唄では合方、地歌や筝曲では手事と呼ばれる。
アイーダ
ヴェルディの4幕オペラ。古代エジプトを舞台にした将軍ラダメスと敵国エチオピア王の娘アイーダとの悲恋の物語。
間狂言(あいきょうげん)
能一曲中で狂言方が演ずる役とその場面をさす。たんにアイとも。二場物の能では中入り後、シテが扮装を改めるあいだをつなぎ、物語を説明的に語りなおすことが多いが、筋の一部となる場合もある。
合方(あいかた)
三味線音楽(とくに長唄)で、三味線のみで演奏される部分をさす言葉。合の手より長く「虫の合方」「雪の合方」のように、三味線の旋律で情景描写を行う場合もある。歌舞伎の陰囃子では、唄の入らない三味線のみで演 ...
走る
本来のテンポが、演奏するうちに若干速めになってしまうこと。
ノリ
演奏者が音楽の流れの中で、各拍をどのように感じるかについていう。 (1)前ノリ 前へ前へと転がっていくような演奏をいう。テンポが正確でも起こりうる。 (2)ジャスト 正確にテンポがキープでき、かつ各拍 ...
Cメロ(Cメロ譜)
コードネーム付の1段譜(メロディー譜)のこと。
サビ
ブリッジともいう。楽曲の中ほどから曲想の変化する部分。特に楽曲のもっとも盛り上がる部分を指すことが多い。
食う
シンコペーションなどによって、強拍より前にアクセントがくること。強拍とタイで結ばれることが多い。「リズムを食う」「食ったリズム」など。
S・E (SE、エスイー)
効果音のこと。