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大太鼓

神社の祭礼などに用いられる大鼓や、相撲のやぐら太鼓などの大型の大鼓。くすのきや、かしなどの堅い木をくりぬいて胴を作り、両面に馬や牛の皮を張り、たくさんの鋲でとめてある。祭ばやしでは大胴(おおどう)とも ...

バスドラム

大きさは直径約70~100cmくらいまである。木製の胴の枠に張った牛皮かプラスチックのヘッドが両面に取り付けられており、フープを締めるボルトで張力を調節できるようになっている。スタンドに縦にセットし演 ...

ウッドブロック

硬質の本をくりぬきスリットを入れた小型の体鳴楽器。丸形で両端に溝を付けて、二種の音が出るものは西洋起源のものである。L.アンダーソンの「シンコペーテイド・クロック」での用法が有名。

ウィンド・チャイム

トウリー・チャイム、バー・チャイムとも呼ばれる。少しずつ長さの違う金属の細いバー(棒)20~30本を長さの順に一列に吊るしたもの。金属製のマレットや手でバーを次々に横切るようにグリッサンドしたり、個々 ...

ヴィブラフォーン (ビブラフォン)

鍵盤打楽器。金属の音板を並べ、各音板の下に金属製の共鳴筒が付いている。その音板と共鳴筒の間にファンを取り付け、これを電気モーターで回転させる。モーターを回転させると余韻にヴイブラートが付くようになって ...

ヴィブラ・スラップ

弾力性のある鉄の棒の先に小さな木の箱を付け、その箱の中に金属のツメがあり、鉄棒に与えられた振動を受け、箱にあたって共鳴し音をだす。キハーダ(ロバや馬の下あごの骨で作られたキューバの民族楽器)に似た音を ...

ワーグナーチューバ

ワーグナーによって考案された、ホルンの音質を最低音まで拡大する円すい形の低音金管楽器。通常、ホルン奏者が持ち替えて演奏する。ブルックナー「交響曲第7番」などに使用されている。

ユーフォニウム

チューバの一種。太い管を用いるため、幅のある深い響きを持ち、性能も優れているので、吹奏楽、管弦楽の両方に使用される。縦ピストン、横ピストン、回転式とあり、一般には4本バルブの楽器を使用する。

フリューゲルホルン

高音金管楽器。ピストン式変口調。サクソルン・コントラルト、またはビューグルともいう。管の長さはトランペットやコルネットとほぼ同じだが、より幅と深みに富んだ柔らかな音を発する。

スーザフォーン

直径約60cmほどの自由に回転できる朝顔(ベル)を持ったテューバの一種。アメリカの作曲家スーザの名からきており、1908年アメリカ合衆国の軍楽隊に公式採用された。現在では、変ホ調(Es管)と変口調(B ...

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