対旋律
カウンター・メロディ。メロディ・パート(主旋律)をより引き立たせるために、同時に演奏される別の声部。オブリガートとほぼ同じだが、独立した複数の声部を指すこともある。
大楽節
旋律(または主題)が1つのまとまりとして聞こえる最小の単位で、普通8小節になる。大楽節は前楽節と後楽節という2つの小楽節からなり、小楽節はさらに動機に分解される。
ソロ
イタリア語で「単独に」の意味。 (1)独奏や独唱のこと。(伴奏付きの場合も含む) (2)オーケストラ曲などで、ある特定の楽器(パート)を際立たせる場合の指示。 (3)協奏曲で、トゥッティ(全合奏)に対 ...
ソプラノ
(1)最高声域のこと。普通は女声の高いもの。またボーイ・ソプラノも指す。 (2)混声4部合唱や女声合唱の最上声部。 (3)楽器の音域でソプラノ(声域)にあたる、高音域を奏するもの。ソプラノ・サクソフォ ...
即興演奏
曲の全体あるいはその一部を、楽譜を用いず即座に創作しながら演奏すること。バロック時代までは広く行われていたが、古典派以降作曲家の記譜した意図を忠実に守るようになってからは、すたれた。しかし、ジャズなど ...
旋律
メロディ。楽音がいろいろな高さとリズムとをもちながら、連続的につながっているもの。でたらめに音が並ぶことはなく、特徴あるリズムや和声、メロディ・ラインの方向性などで、旋律が意味付けられ、個性をもつ。ま ...
全音階的音程
全音階的音階(=全音階)に含まれる14種の音程。 ・完全音程=1、4、5、8度 ・長音程=2、3、6、7度 ・短音程=2、3、6、7度 ・増音程=4度 ・減音程=5度
絶対音楽
標題音楽に対する語。文学や絵画など音楽以外の芸術的要素を含まず、純粋に音の組み合わせの美しさ。深さのみを追求した音楽。形式を重視した、ソナタや古典派の交響曲などがその代表。
斉唱
同一の旋律を、同時に多人数で歌うこと。
声域
声の出る高低の範囲をいい、声の種類(例えば、ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バスなど)によって声域は異なる。