gakufu

アチャッカトゥーラ

主要音とその半音下の補助音からなる装飾音。前打音や倚音と異なり、補助音は主要音と同時に演奏し、すぐ放す。したがって強い不協和音をともない、イタリア名が示すように「押し砕かれた」ような効果を生む。

アウロス

古代ギリシアの管楽器。ダブルリードで双管。指孔は各管に3~5個。独奏や歌の伴奏に使う。音色は甲高く激しい。

アウゲンムジーク(アイミュージック)

歌詞の意味・内容を、楽譜上に視覚的に表現しようとした音楽。15~16世紀のマドリガーレに特徴的に用いられた手法。歌詞の中の「闇」や「夜」といった単語に黒い音符を配することが行われたが、その結果は必ずし ...

アインザッツ

(1)アタック。 (2)オーケストラ、あるいは合唱で、ある声部が長い休止ののちに再度演奏をはじめること。 (3)協奏曲のソロの入り。 (4)フーガの主題の入り。

合の手

筝曲や三味線音楽において、歌の旋律の切れ目に挿入される楽器のみの短い演奏部分。楽器のみの演奏部分が長くなると、長唄では合方、地歌や筝曲では手事と呼ばれる。

アイーダ

ヴェルディの4幕オペラ。古代エジプトを舞台にした将軍ラダメスと敵国エチオピア王の娘アイーダとの悲恋の物語。

間狂言(あいきょうげん)

能一曲中で狂言方が演ずる役とその場面をさす。たんにアイとも。二場物の能では中入り後、シテが扮装を改めるあいだをつなぎ、物語を説明的に語りなおすことが多いが、筋の一部となる場合もある。

合方(あいかた)

三味線音楽(とくに長唄)で、三味線のみで演奏される部分をさす言葉。合の手より長く「虫の合方」「雪の合方」のように、三味線の旋律で情景描写を行う場合もある。歌舞伎の陰囃子では、唄の入らない三味線のみで演 ...

走る

本来のテンポが、演奏するうちに若干速めになってしまうこと。

ノリ

演奏者が音楽の流れの中で、各拍をどのように感じるかについていう。 (1)前ノリ 前へ前へと転がっていくような演奏をいう。テンポが正確でも起こりうる。 (2)ジャスト 正確にテンポがキープでき、かつ各拍 ...

Copyright© 音楽用語集 , 2024 All Rights Reserved.