朝顔
管楽器で吹口部の反対側に開いている部分。普通はじょうご状で、管内の気柱が外に出る際に音性の調節をする。これによって音色が左右されることはないが、正確な音を得るのに必要。木管の場合は最低音の響きを強める ...
顎当て
バイオリンやヴィオラの付属品で、あごの当たる胴の左端に取り付けて楽器をしっかり支える役割を果たす。19世紀から一般化した。
アクワレル
「水彩画」の意味であるが、音楽で用いられる場合は、繊細な、きめの細かい小曲を指す。
アウトメロン
「他旋律」の意。ビザンツ聖歌において、元来はほかの歌のための標準的旋律で歌われる歌をさす。イディオメロンの対語。グレゴリオ聖歌にも適用されることがある。
アーヴァーズ
イラン(ペルシア)の古典音楽。特に声楽に関する様式概念。語源的には「話す」「声」などを意味し、詩を自由にリズムにのせて語るようにうたいあげることにつながっている。
アイス
嬰イ音。イ音を半音高めた音。#の記号を使う。
アイシス
重嬰イ音。イ音を半分ずつ2回高めた音。
音列
(1)十二音音楽あるいはある種の無調音楽で、楽曲構造の基礎をなす、12個ないしは数個の音の順列。 (2)広義には、音階や旋法とは異なる一定の組織をもつ音の系列。
音律
時代や地域の性格をよりどころとした音階の調律法。音程関係を音の振動数の比であらわす。現代では対数を用いることによって振動数の比を直観的な整数としてあらわすことが多い。セントという単位を用い、単純な加減 ...
音名唱法
ソルフェージュにおいて、それぞれの音を音名で歌う方法。ドイツ語音名を使う以外にドイツの音楽教育家アイツが考案した厳密な音名法や固定ドがある。