ア行

アンビエンス

本来は「周囲」とか「囲まれた」といった意味。音響の分野では音場感、臨場感など音の広がりを意味する。音楽ソースをステレオで再生する際、希薄になる臨場感を補正するのが各種のアンビエンス・エフェクトである。 ...

アンティシペーション

先行音、先取音ともいわれ、次の2種類に分けられる。 ①メロディック・アンティシペーション 後続するコード(和音)のコード・トーンを前のコードの最終拍にノンコード・トーンとして先行させたもの。先行した音 ...

アレンジ / アレンジメント

広く編曲のことをいい、略してアレンジといわれることが多い。楽曲を、実際に演奏するための演奏形態(楽器編成や演奏時間など)に応じて改編すること。このような改編によって、同じ曲が全く異なった曲のように仕上 ...

アンサンブル

ふたり以上の演奏者による合奏、または合唱をいう。同じ楽器、異なる楽器を問わず、デュエットからトゥッティといわれる全合奏までのすべてをアンサンブルといい、コーラス・アンサンブル、ブラス・アンサンブル、サ ...

アンコール

本来は「さらに、もう一度」を意味する言葉。ミュージシャンが聴衆の喝采にこたえて、予定したプログラムに追加演奏をすることを指す。

アプローチ・ノート

非和声音のうち,テンション・ノートとしての音価を持たない装飾的隣接音を指す。アプローチとは「接近する」という意昧で、コード・トーンに順次進行する短い音符によるノン・コード・トーン(非和声音)がアプロー ...

アフロキューバン

スペインの情熱的なメロディにアフリカのパーカッシブなリズムが合体した、ラテン・アメリカの混血文化を代表する音楽の総称。奴隷としてキューバ(当時スペイン領)に渡ったアフリカ人たちがスペインのメロディを演 ...

アルパ

俗にインディオ・ハープと呼ばれる中南米のハープのこと。スペイン語ではHを発音しないので、harpがarpaに転じた。弦はナイロン弦が主流だが、ベネズエラには鉄弦のものもある。

アルコ奏法

弓を使った弦楽器の演奏法。対照的な奏法として、ピチカート奏法がある。英語ではボウイングという。

アル・アイレ

クラシック・ギターなどで使われる奏法。弦をはじいた指を、そのまま空中に浮かせておく奏法をいう。もともとはクラシック・ギターやフラメンコ・ギターなどスペイン系のギター奏法で使われていた用語。

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