中全音律
7世紀~18世紀にかけて多くの地域で使われた、長3度音程の響きを重視した音律。分割したシントニック・コンマをほとんどの5度に割り振ることにより、全音を均等化する。1/4シントニック・コンマを11個の5 ...
中世ヨーロッパ音楽
音楽史における中世に関しては異論も多いが、7世紀頃~15世紀の初頭までとする説が現在強い。ローマ教皇公認のキリスト教典礼聖歌として新ローマ聖歌(グレゴリオ聖歌)が成立。それをもとにトロープスが書かれ、 ...
中棹
三味線を分類する20世紀の用語。棹の太さや胴の大きさが細棹と太棹の中間的なものをさす。地歌、常盤津節、清元節、新内節などの三味線がこれにあたるが、響きはそれぞれ異なる。
中音
全音階(長・短)の第3音。主音と属音の中間にあるのでこの名がある。上中音とも。
中央ハ middleC
ピアノの鍵盤のほぼ中央に位置するハ音(ド)。
チャント
プレインソング的な性格をもった典礼音楽の総称。
チャケー
タイのツィター型撥弦楽器。胴は木製の箱型で5本の足をもつ。弦は3本で、11個のフレットをもち、右手の人差し指につけた象牙の爪で弦をはじいて演奏する。楽器の名前は形がワニ(チョーラケー)に似ていることに ...
筑前琵琶
明治時代後半から昭和初頭に流行した琵琶楽の一種。またその楽器。明治半ばに博多でおこり、創始者たちが上京して普及につとめ、明治末には薩摩琵琶とならんで全国的に流行をみる。
タンブール
洋梨形で長棹のリュート属撥弦楽器。同名の楽器は、トルコを中心とした西アジア、東ヨーロッパに種類が多く、形態、奏法も多様である。一般的には17~26ほどのフレットをもった1~5対の金属弦をプレクトラムで ...
タンブリン
小型の片面枠太鼓。枠の側面に長方形のくりぬき孔が複数あり、そこにジングルとよぶ2枚1組の薄いシンバル状の金属製円盤がつく。片手で枠をもち、もう一方の手で鼓面をたたく。同時にジングルも響く。鼓面をたたか ...