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ブルゴーニュ楽派

アルス・ノヴァの後、15世紀にブルゴーニュ公国を中心に活動した音楽家をいう。デュファイ、バンショワなどが代表的作曲家である。ミサ曲やモテットの他、ポリフォニックなシャンソンなど世俗音楽も盛んで、女性的 ...

ルネッサンス音楽

1420年頃から1600年頃までのヨーロッパ音楽。ブルゴーニュ楽派からフランドル楽派の隆盛。ローマではパレストリーナにより、カトリック教会音楽(ミサ曲、モテットなど多声部合唱)が完成する。パレストリー ...

アルス・ノヴア

「新しい技法」の意で、14世紀フランスの音楽の傾向で、F.ヴイトリの理論書《アルス・ノヴァ》にちなむ。リズム法が13世紀より複雑。精巧になり、完全音程の平行進行を禁じて3度6度の平行を許すなど、対位法 ...

ノートル・ダム楽派

1150年頃~1230年頃にかけ、パリのノートル・ダム大聖堂を中心に活躍した多声音楽の楽派。レオニヌス(レオナン)とペロテイヌス(ペロタン)がオルガヌムを6つのリズム表記(モード・リズム)に整理した。 ...

ネウマ

グレゴリオ聖歌などの単旋律の記譜で用いられた記号。6、7世紀に用いられるようになり、12、13世紀に定着したとされる。

グレゴリオ聖歌

ローマ・カトリック教会で中世以来継承されている、単旋律の典礼聖歌。教皇グレゴリウスI世(604年没)が、それまで個々の教会で歌われていた聖歌を整理し、発展に貢献した。主にラテン語で書かれ、記譜はネウマ ...

和音記号

和音の種類や転回位置(転回形)、機能などを、文字、数字、記号などで表したもの。コード・ネームや通奏低音の数字付き低音もその1つだが、機能がわかりやすいローマ数字によるものを特に和音記号と呼ぶことが多い ...

連続8度 連続5度

平行8度、平行5度ともいう。2声が同時に進行するとき、完全8度または完全5度の並進行になること。

並達8度・並達5度

隠伏8度・隠伏5度直、行8度・直行5度とも呼ばれる。二声が同時に並進行するとき、到達した方の音程だけが完全8度または完全5度を形成すること。和声進行で、ソプラノとバスにあたる声部間に生じた並達8度。並 ...

分散和音

和音を構成する音が同時ではなく、分散して奏されるもの。パッセージ風に速く奏するもの、アルペジオ、伴奏形としてのものなどがある。

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